プログラムの紹介

 
コモンセンス・ペアレンティング 

(CSP)

 

 
 「コモンセンス・ペアレンティング」(以下CSP)は、3歳以上の子どもをもつ親を対象とした、アメリカで開発されたペアレンティングトレーニング(親教育)プログラムです。暴力や暴言を使わずに子どもを育てる技術を親に伝えることで、虐待の予防や回復を目指すプログラムです。
 
プログラムのねらい
①子どもに伝わりやすいコミュニケーションのスキルの体得
②子どもの望ましい行動を増やすための、効果的なほめ方の体得
③子どもの問題行動に介入するスキルの体得
④自分の怒りをマネージメントし、落ち着きを維持する方法の体得
 
実施内容
・通常5~6人の参加者グループで、1回およそ2時間で、2週間くらいあけながら6回行います。
・行動療法の理論背景をもとに、賞罰の与え方や、具体的にどのように子どもとコミュニケーションをとっていくのかといったしつけのスキルを経験的に学習できるプログラムです。
・ビデオや漫画といったビジュアルな教材を用いたモデリングとロールプレイを重視しており、子どもの問題行動に教育的に対処できるようなしつけのスキルを身につけられるようになっています。
・参加者が話し合いに専念できるように、参加者の子どもには一時保育(別室)を用意します。
 
SomLicよりひとこと
子育てをしていてイライラすることは、ほとんどの親御さんが経験されていると思います。たたいたり声を荒げたりすることなく子どものしつけをする方法、また自分の気持ちを落ち着かせる方法を学んでおくと、そのイライラも軽減でき、子どもとも良好な関係が築けます。もともと「虐待予防」を目的として開発されたプログラムですが、子どものしつけについて学びたい方や子育てのイライラを減らしたい方にも気軽に参加してもらいたいプログラムです。
 
 
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