このプログラムは、子育て中の皆さんが、日々のストレスや不安にうまく対応できるように知識や方法をも学ぶプログラムです。気持ちを気軽に話しをしたり、子育て中の仲間と出会える機会としても好評をいただいたいます。全6回のプログラムを通じて学ぶトレーニングです。ソムリックの開催の他、現在は年に1回のファシリテーター養成講座を実施し、プログラムを開催できるファシリテーター育成を中心に行っています。児童虐待の防止や、子育て不安の解消を目的を目指し、多くの親御さん、お子さんが幸せに育ちやすい社会環境づくりを目指しています。
実施内容
SomLicのペアレント・トレーニングは2019年度に厚生労働省障害者総合福祉推進事業(日本発達障害ネットワーク,2020)にて作成、発表されたペアレント・トレーニングの必要要素(コアエレメント)を反映させた専門プログラムです。
開発にあたって、白梅学園大学・白梅学園短期大学 子ども学研究所/子ども学部 /家族・地域支援学科 准教授であり、ソムリック代表である田中真衣と、同じく副代表であり、東京立正短期大学 幼児教育専攻 准教授/客室研究員 鈴木健史が開発し、2020年度白梅学園大学子ども学研究所の「汎用性の高いペアレント・トレーニングの開発研究」として、プログラム構成とその効果測定及び分析・修正・効果測定を実施して開発しました。
各プログラムは、100〜120分×6回+フォローアップ1回の計7回講座で開催されます。講義、グループワーク、ロールプレイ、記録、宿題、フォローアップで構成されています。基本は対面での講座を推奨していますが、場合によってはオンラインの開催も可能です。また対面の場合は、親御さんがプログラムに集中できるよう、別室保育室を設置し、保育士等による子どもにとって楽しい預かり保育を実施することも特徴です。
第1回 子どもの育ちにつながるほめ方
第2回 子どもの行動のタイプわけと対応
第3回 子どもの行動背景と望ましい行動を引き出す関わり方
第4回 前半のふりかえりと親子の関係が深まるコミュニケーション
第5回 効果的な伝え方と親の価値観の影響
第6回 あなたも私も大切にするために
フォローアップ
SomLicより
たくさんの育児方法、教育方法はあるけれども、「これでいいの?」と、子育てはいつも不安や戸惑いの中、手探りの毎日。そんな子育ての「困った」を自分で解決し、親御さん自身が穏やかな気持ちで子どもに向きあえる様、様々な専門的なペアレントトレーニングなどから、専用のプログラムを開発しました。
子どもとの関わり方、子どものチカラをもっと引き出す声掛けや、困った時にどう対応するのか、日常のお子さんとの関わりを振り返り、より良い方法に気づくプログラムです。
また、2022年よりファシリテーター養成講座を開始。子育て支援現場でペアレント・トレーニングがより活用されるように、子育て支援現場において汎用性の高いペアレント・トレーニングを再構築しました。養成講座を通じて多くのファシリテーターが各地でプログラムを活用されることを推進しています。
ペアレントプログラム・ファシリテーター派遣を行っています。ご依頼・お問い合わせはこちらまで。